先端部分に磁石が付いていますので指を使わなくてもミシン針の操作方向が簡単に定められます。
ミシンを取り扱っているプロでも工業用のミシン針の向きを真横に合わせることは、難しいです。
特に目が悪くなると、厳しいですね!
針の向きを真横に正しく合わせないと、糸も通しづらく、糸切れ、目飛び、針折れの原因にもなります。
また、縫い目もきれいになりません。
■方向チェッカーとは
方向チェッカーを使うと針穴を真横に正しく入れることができます。
工業用ミシン針は、家庭用ミシン針と違い柄の部分が丸くなっているため、
どこの位置でも入ってしまい、針穴の向きを真横に合わせることが難しいです。
※ちなみに、工業用ミシン針の場合は、”えぐり”が右側、”細い溝”が左側
針穴の向きがズレていると、
・糸切れ
・目飛び
・針折れ
の原因になり、きれいな縫い目ができません。
■使い方
1.方向チェッカーの磁石が付いた先端部分をミシン針に近づけます。
2.ミシン針の平らな部分である、針の右側の”えぐり”もしくは針の左側の”細い溝”に方向チェッカーを付けます。
3.方向チェッカーがミシンの真横(針板と並行)になるように、針の向きを変えていきます。
これで、針の向きが真横に固定されるのです!!